都内でも特に人気が高い城南エリアの一角、港区ですが、実は山手線や新幹線のターミナル、品川駅は港区高輪にあります。
品川駅周辺にはドコモをはじめとした大企業の拠点が集中し、全国各地とのアクセスの良さからビジネスと観光の中心になっていますが、一方で人気の住宅地も多数あり、不動産取引は住宅需要が旺盛です。
高輪、白金といった高級住宅地としてブランドが確立しているとともに、品川駅と田町駅の間に予定されている山手線新駅など、2020年の東京オリンピックに向けて、都内でも特に発展が約束されている地域です。
不動産取引は、駅周辺から臨海エリアのマンションが中心ですが、品川駅周辺の高輪エリア、目黒駅徒歩圏の白金エリアなどには低層一戸建てやマンションでも低層住宅も少なからず存在します。
品川駅から羽田に歯京急があり、空の玄関羽田、新幹線ターミナルとして陸の玄関品川と、首都高速があるので、都心生活を満喫できる一方で、街自体は閑静な環境と緑を擁しているのが港区の住宅人気の理由です。
自分が所有している建造物や土地といった不動産の価値は売却を考えている時は特に気になるものです。
当然、売却の手続きを行っていく場合はおおよその相場を理解しておくことが必要です。
そうすると査定で提示された金額について判断が可能になりますし、販売価格を決定するためにも役立ちます。
ただし、不動産というのは洋服や車などのように同一のものというのは存在しません。
そのため、物件や土地が持つ価値よりも市場の動向に左右されるケースも多いです。
こうした点から1つの事柄から判断するというのは困難で、総合的な情報を組み合わせて考える必要性があります。
また、エリアも大きく関係しており地方の場合は1年単位で考えても大きな変動がないものの、足立区などの都心部へのアクセスが良好かつ住みやすい場所はたった半年間でも大きく価値が変動します。
つまり、田舎よりは都会の方が念入りに情報収集に努める必要があるということになるのです。
2024/6/6 更新